全国一般ユニオンおおさか組合員の活動の事例

A職場のSさんの場合

Sさんは5年前に、会社から突然、営業職から工場への配転を命じられました。賃金の切り下げと通勤できない遠隔地への配転。事実上の退職強要と受け止めたSさんはユニオンおおさかに加盟して団体交渉をおこない、この配転攻撃をすぐに撤回させ、営業職としての賃金、労働条件を維持し向上させて働いています。

B職場のTさんとUさんの場合

Tさん、Uさんの職場では1年前に経営合理化のために希望退職を募集しました。希望退職に応じなかった事務職のTさんとUさんは工場に配転になり賃金も大幅にカットされました。TさんとUさんはユニオンおおさかに加盟して団体交渉や労働委員会闘争を積み重ね、事務職への復帰と賃金の元の水準への回復を勝ち取ってきています。

C職場のVさんの場合

Vさんは、軽微な事故を理由に、ドライバーから倉庫への配転に応じるか、会社をやめるのかの選択をC社に迫られました。Vさんはユニオンおおさかに加盟しC社と団体交渉を積み重ねた結果、現在ドライバーとして働いています。さらにVさんは、有給休暇取得の問題などC社に労働基準法を守らせ、労働条件の維持・向上に努めています。

D職場のWさんの場合

D職場のWさんは、雇用不安や会社のいやがらせなど職場の悩みを相談するためにユニオンおおさかに加盟しました。組合員であることを会社にいわず、団体交渉もしていませんが、職場の悩みをユニオンの仲間に相談したり、親睦会に参加したりしてユニオンの仲間のアドバイスや励ましを受けています。しかし、Wさんは解雇問題などいざという時にはD会社に組合員であることを明らかにして団体交渉をするつもりです。

E職場のⅩさんとYさんの場合

E会社が突然破産し解雇されたⅩさんとYさんは、ユニオンおおさかに相談し未払い賃金、労働債権を確保するために組合を立ち上げました。ⅩさんとYさんらは破産管財人との交渉を積み重ね、未払いの賃金や残業代、退職金の確保などを実現してきています。

以上、全国一般ユニオンおおさかの活動のいくつかの事例です。ユニオンおおさかでは、その他いろんな職場の問題を解決するために皆で力をあわせて取り組んでいます。働く仲間の皆さん!労働者のための職場をこえた個人加盟の労働組合、全国一般ユニオンおおさかに参加しませんか!